Gショックはどこが魅力なのか
1.G-SHOCKとは?
さて、Gショック。
色々な高級時計を持っているような時計好きの人でも1本は持っているという人が多いのがGショック。
デザイン的にもカッコいいし、それでいて実用的であの値段。
時計が『実用性』を求めるだけの物だったとしたら、もう究極の時計ではないか?と思うんですよね。
スマートウオッチが最強と言う人もいると思います。
でも、きっとスマートウオッチがどれだけ進化しても、スマートウオッチはスマホを補完するデバイスでしかないと思うんです。逆に言ったらスマホが無ければ存在価値はグッと下がる物でもあると。
その点、Gショックはそれ単体だけで『時計』としての実用性は究極なのではないかと思えるのです。
実際に、軍隊の人達の身に着けている時計を見るとGショックが多いです。
彼らが身に着けるものには『実用性しか』重視されないはず。
ちなみに、Gショックが日本で流行ったのもきっかけはアメリカ。
Gショックにいち早く目をつけたのがアメリカ軍の兵士達でした。
今でも多くの兵士がGショックを着用しています。
そのアメリカ軍の兵士達が着用している姿を私達日本人が目にしたのが1991年に勃発した湾岸戦争でした。
制式採用ではないにも関わらず、テレビに映し出される兵士の腕には多くのGショックがありました。
そして1994年に公開された映画『スピード』でキアヌ・リーブスがGショックを身に着けていたことで日本でも一気に大ブレイクをしました。
着用したのがDW-5600C-1V
ちなみに、キアヌ・リーブスはSWAT隊員役。
実際のSWATでも着用者が多かったのでGショックが選ばれたのだと言われています。
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2.G-SHOCKの歴史
次にGショックの歴史をサラッとおさらい。
1983年に初号機『DW-5000』が発売。
G-SHOCKの『G』とは『Gravity(重力)』から来ています。
商品企画:増田裕一
設計:伊部菊雄
デザイン・ネーミング:二階堂隆
この20代の3人が中心となり『PROJECT TEAM Tough』として開発が始まった。
1981年より開発が始まり、
- 1.10mの高さから落としても壊れない
- 2.10気圧の防水性
- 3.10年の寿命
という『3つの10』を掲げた。
一番の難関が強度にあり、あらゆる試行錯誤を繰り返しながら2年の歳月をかけて開発された。
ちなみに、1983年というのはある種時計誌に名を残すもう1本の時計が生まれています。
それがスウオッチ。
↑1983年時の広告。
さらに、1983年と言うと
イタリア空軍のフレッチェ・トリコローリにブライトリングのクロノマットが制式採用された年。
翌年1984年に一般向けにクロノマットが発売開始。
そんなふうに歴史を遡ってみると
Gショックはもう立派に歴史あるモデルになっているのだと実感します。
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3.個人的おススメモデル①
魅力溢れるGショックの数多くあるラインナップの中でも
私が気になるのはここらへん
G-STEEL
なかでも
一番気になるのはこのモデル
GST-B100XA-1AJF
- ケースサイズ (H×W×D): 58.1×53.8×14.1mm
- 質量: 104g
- 20気圧防水
80,000円+税
G-STEELは洗練された大人のGショックってイメージがあります。
高級機種にはMR-Gとかありますが、そこまでの高級機ではないですが、どこか洗練された美しさのあるデザインです。
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4.おススメモデル②
そして!
私がもう1つおススメしたいGショックと言えば
マスターオブGのシリーズでしょう!
極限の実用性を求めたシリーズです!!
中でも・・・・
フロッグマンはしびれます
マスターオブGの陸海空の中では私は断然『海』派です。
GWF-D1000B-1JF
- ケースサイズ (H×W×D): 59.2×53.3×18mm
- 質量: 141g
- ISO200m潜水用防水
¥130,000+税
この、どんな環境にも耐えれて、
どんな過酷な場所へも一緒に連れていける『相棒』的なスペックが個人的には非常に好きです。
水深計も搭載されており、過酷な任務を遂行する
最大80m
このオーバースペックなんじゃないか?と言えるほどの機能性がたまりません!
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5.G-SHOCKはスニーカー?
タイトルにも入れましたが、私はGショックはスニーカーと同じような存在だと思うんですよね。
革靴やブーツなんかも魅力はありますが、スニーカーはスニーカーの魅力があります。
しかも、スニーカーの中にもランニング用やバスケ用、テニス用など色んな用途に応じて沢山の種類があります。
また、それをタウンユースで使うことで多くの人達がスニーカーをファッションとして楽しんでいます。
ローテクスニーカーもハイテクスニーカーも色々な種類がありますが
G-SHOCKもそんなスニーカーの世界と同じように楽しめる時計だと思います。
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最後に余談ですが
私が一番最初にG-SHOCKを手にしたのが確か高校3年生。
その時のモデルがこのAW-500-1Eでした。
確か、Gショック初のデジアナモデルだったような。。。。
ずーと永らくこの時計を着けていましたね。。。
大学4年間はこの時計と共に過ごしました。
周りはそれこそ『スピード』の影響でDW-5600とか着けている人が多かったですけどね、
何か私はこのデジアナが好きだったんだよなぁ。。。。。
今では外装の樹脂が加水分解でボロボロになっていて使えなくなっているのですが
それでも何か捨てることができないんです、、、、
そんな大好きな時計です。